私は、クラウドソーシングサイトを利用し、副業でWeb制作をしています。
これまでにクラウドソーシング経由で100件以上の案件を受注してきました。
そんな私も最初は副業初心者でした。
でも、クラウドソーシングサイトで案件を初めて受注したからこそ、今があります。
そして、現在多くの案件を受注してこて
各クラウドソーシングサイトの特徴や違いについても分かってきました。
そこで今回は、その経験を活かし
副業初心者が選ぶべきクラウドソーシングについて、
各サイトを徹底比較しながら、まとめていきたいと思います。
という方の参考になると思います。
クラウドソーシングサイトとは
クラウドソーシングサイトとは、
仕事を発注したい人と仕事を受注した人をつなぐ、
いわばマッチングサービスです。
クラウドソーシングサイトを使うと、
個人でも仕事を受注することができるので主にフリーランスや副業などで活用されています。
クラウドソーシングサイトには大きく分けて2種類存在します。
1つは、発注者側が案件を投稿し、受注者を募集するタイプです。
ホームページを作って欲しいんだけど、10万円位でどなたか作ってくれる方はいませんか?納期は今月末です!
はい!私にやらせてください!
私なら10万円でこのくらいの物を作って何日後に納品できます!
このように、発注者側が仕事内容を掲載し、
その募集に対して私のような受注者が「自分だったらこういう提案ができます!」
という形で応募をして、発注者がその応募の中から選んでもらうような方式です。
そしてもう1つは、受注者側が自分のスキルや条件を公開し、
発注者を募集するタイプです。
私はホームページ作成ができます!
5ページくらいのサイトだと〇円くらいで作成できます!
tsenさん!是非うちのホームページを作成して欲しいんですが、
このサービスを購入させてください!
このように、受注者側が自分のスキルを出品して、発注者がそれを購入するという方式です。
メルカリのスキル版とイメージすると分かりやすいですね。
クライドソーシングサイトの取引方式
クラウドソーシングサイトでの取引方式には主に4つのパターンがあります。
・コンペ方式
・プロジェクト方式
・時給方式
それぞれの具体的な取引方式を簡単に説明します。
まず、タスク方式とは
データ入力やアンケートといった比較的簡単な事務仕事などに使われることが多く、
あらかじめ用意された「タスク」を完了すれば終了という取引方式です。
そして、コンペ方式とは
ロゴ作成などデザイン的な仕事によく使用されるもので、
その名の通りコンペティション:competitionが実施されます。
例えば、ロゴ作成の場合だと案件依頼に対して、受注者がロゴ制作をし、実際に成果物を提案します。
他の人が提案しているロゴ画像も公開されることが多いので、
当選にしなかった提案の盗用防止にもなりますし、
提案が公開されることで「他の人と違う種類の提案をしよう」という
似たアイデアに偏ってしまうことを防ぐ効果もあります。
一方、プロジェクト方式とは、
中長期的なプロジェクト行うような取引方式です。
発注者側の見積や計画などの条件に合った受注者と取引をする方法で、
私が主に行っているWeb制作はプロジェクト方式が多いです。
最後に、時給方式とは、
言葉通り作業時間に対して時給が発生するような取引方式です。
高度なシステム構築や継続的にエンジニアと一定期間契約するような形が多いです。
主要クラウドソーシングサイトを徹底比較
副業初心者でも比較的案件を受注できるクラウドソーシングサイト3つを
様々な視点から徹底比較してみます。
ひとずつ特徴を解説していきます。
ランサーズ
ランサーズはもともと
発注者側が案件を投稿し受注者を募集するタイプのクライドソーシングサイトでしたが、
スキルパッケージというスキルの出品機能が追加され
クリエーターが自分の得意なスキルで1〜7日内に納品できるものを商品し
スキルを購入することも出来るようになりました。
このスキルパッケージでは、ビデオ相談形式というスキル出品もあり
プロフェッショナルが自身の経験とスキルから提供できるビジネス知見を
ビデオチャットで相談やアドバイスを受けることができます。
ランサーズのシステム手数料は、
1円〜10万円以下:手数料20%
10万円超〜20万円以下:手数料10%
20万円超〜:手数料5%
となっています。
クラウディア
クラウディアは、仕事の種別だけでなく、難易度からも探せるようになっているのが特徴です。
クラウディアは、業界トップクラスの手数料の安さを誇るので
受注者側としては非常にありがたいサイトの1つです。
1円〜5万円以下:手数料15%
5万~10万円以下:手数料10%
10万~100万円の部分:手数料5%
100万1円以上の部分:手数料3%
ランサーズと同じく、
発注者側が案件を投稿し受注者を募集するタイプと受注者側が自分のスキルや条件を公開し発注者を募集するタイプの両方の機能がありますが
あまりメジャーでないクラウドソーシングサイトなので案件数が少ないことがデメリットです。
ランサーズに比べると案件数は約半分ほどです。
しかし、裏を返せばライバルも少ないという事でもあります。
大手であればあるほど、受注者のライバルもお送りますので、案件獲得が難しくなってきています。
クラウディアも登録者20万人をこえるサイトなので、
簡単に案件が取れるというわけではありませんが
最大手よりはライバルが少ないと思います。
ランサーズには登録しているけど、
クラウディアには登録していない!という方は結構多いです。
ココナラ
「得意を売り買いするスキルマーケット」というのがキャッチフレーズで
他のクラウドソーシングサイトに比べて、カテゴリ数が多いことが大きな特徴です。
ビジネス系カテゴリにとどまらず、占いやライフスタイルといった様々なジャンルがあります。
栄養士さんがおススメ健康レシピを考えてくれるサービスや、
心理カウンセラーの悩み相談など、ユニークなサービスがたくさんありますよ。
ココナラは、元々スキルのオンラインマーケットというくらいですから、
受注者側が自分のスキルや条件を公開し発注者を募集する方がメインの機能になります。
現在は、反対に、「こんなサービス誰かお願い!」という機能もありますが、
圧倒的に前者のほうがメインになっています。
また、ココナラの大きな特徴として、「ブログ機能」があげられます。
noteのように有料記事の販売ができるのです。
ただし、ココナラは手数料が高いことがデメリットです。
1円〜5万円以下の部分:手数料25%
5万円超〜10万円以下の部分:手数料20%
10万円超〜50万円以下の部分:手数料15%
50万円超の部分:手数料10%
と他のクラウドソーシングサイトに比べて手数料が割高です。
Bizseek
Bizseekはシステム手数料業界最安を謳っているクラウドソーシングサービスです。
Bizseekのカテゴリは、システムアプリ開発やWebデザイン・ライティングといった
当ブログで副業をお勧めしているカテゴリが多く掲載されています。
副業初心者が選ぶべきクラウドソーシングサイト
今回紹介したサイトは、どれも副業初心者でも挑戦できるサイトだと思いますが
中でも初めての受注におススメなのは、すばり「ココナラ」です。
ココナラをお勧めする理由は2つあります。
まず、ココナラはサービスの売れやすさが圧倒的に高いからです。
ココナラでは、定期的にポイントが当たるくじ引きなどの購入促進イベントが開催されており、
サービス購入のハードルが低く、比較的サービスが売れやすいです。
サービスが売れやすい要因として、
ほんのちょっとした得意を売ることが出来きるのでサービス出品に対しての敷居も低く、
それに伴い購入の敷居も低いこともあげられます。
そして、2つ目の理由は
ココナラが受注者側が自分のスキルや条件を公開し、発注者を募集するタイプがメインだからです。
以前、こちらの記事でも紹介したのですが、はじめは自分のスキルに自信がないので
自分のスキルレベルをしっかり書き、できないことは出来ない!と明記していました。
発注者は、それを理解した上で、依頼をしてくれるわけなので、
初心者でも安心して仕事をすることが出来ます。
※たまに、募集要項を読まずに依頼をされる人がいるので、そこは注意してくださいね。
ただし、ココナラは手数料が高いのが難点です。
ココナラでスキルを磨いたら、Bizseekなどの手数料の安いサービスに取り換えもありです。
副業初心者が選ぶべきクラウドソーシングまとめ
今回は、
副業初心者が選ぶべきクラウドソーシングについて
各サイトを徹底比較しながら解説してきました。
おすすめのステップアップ方法としては
ココナラで初めて受注してみる→クラウディアでもやってみる→ランサーズに挑戦!
という形がいいんじゃないかと思います。
ランサーズは、本業フリーランスも多く登録しているので、
初めてのクラウドソーシングサイトとしては少しハードルが高いかなと思います。
今回、紹介したサイトはこちらから登録できます。
比較項目 | ココナラ | ランサーズ | クラウディア | Bizseek |
---|---|---|---|---|
初心者おすすめ度 | ★★★ | ★ | ★★ | ★★ |
手数料の安さ | ★ | ★★ | ★★ | ★★★ |
公式サイト |