文系出身の私ですが、初めてのプログラミングにPythonを独学勉強中です。
前回の勉強内容はこちら。
本日は、pythonのfor文とwhile 文(繰り返し処理)について学んでいきます。
pythonのfor文とwhile 文(繰り返し処理)について学ぶ
pythonの繰り返し処理には、for文とwhile 文の2種類があります。
for文とwhile 文の違いは、
for 文は「データの集まり」からデータをひとつずつ取り出す処理を繰り返すことです。
while文の書き方
while 文の構文は、
while[条件式]:
[条件式がTureの時行う処理]
else:
[条件式がFalseの時行う処理]
と書きます。
例えば
i = 0
while i < 3 :
print(i)
i = i + 1
else :
print("終了")
を実行すると
0 1 2 終了
という結果になります。
ここでiという変数が出てきますが、
このように繰り返す回数を決める変数のことを「カウンタ変数」と言います。
for文の書き方
対してfor文は「データの集まり」からデータをひとつずつ取り出す処理を繰り返すので
for 変数inデータの集まり
[データの集まりからデータが取り出せるときに実施する処理]
else:
[繰り返しが終了した時に行う処理]
と書きます。
例えば、
train=['うざき','ねこ','くま','りす']
for i in train:
print(i)
を実行すると
うざき ねこ くま りす
という結果になります。
※このリスト形式については4日目で学習した内容です。
pythonの繰り返し条件の設定方法
pythonでfor文やwhile 文の繰り返し条件を設定するときに、
一定の条件になったら、
強制的にループから抜けたり、最初に戻したりすることが出来る構文があります。
break 文
break 文を使うと、繰り返しブロックから強制的に抜けることができます。
例えば、先ほどのwhile 文でbreak 文を使うと
本来 5 回繰り返すループブロックの中で、
カウンタ変数が 2 になったら break 文で強制的に繰り返しを終了するという意味になります。
i = 0
while i < 5 :
print(i)
i = i + 1
if i == 2 :
print('強制終了')
break
処理結果は
0 1 強制終了
となります。
for文でも同様に、
2番目の要素から順番に表示し、要素の中から’くま’が見つかった場合には処理を中断するとなるので
train=['うざき','ねこ','くま','りす']
for i in train[1:4]:
print(i)
if i == 'くま':
break
このfor文の処理の場合は、
ねこ くま
という結果になります。
continue 文
continue 文を使うと、繰り返しブロックの先頭に強制的に戻ることができます。
次のコードは、本来 5 回繰り返すループブロックの中で、
変数iが 2 になったら continue 文で強制的にループの先頭に戻るようにしたものです。
i = 0
while i < 5 :
i = i + 1
if i == 2 :
continue
print(i)
この場合、処理結果は以下のようになります。
1 3 4 5
pythonの無限ループの止め方
pythonで無限ループに陥った場合には
Jupyter Notebookだと
ツールバーの[interrupt the kernel](実行の中止)ボタンをクリックして止めることが出来ます。
Python インタプリタ(黒い画面)で無限ループになってしまったら、[Ctrl]+[C] キーを押して強制終了することが出来ます。
pythonのfor文とwhile 文(繰り返し処理)まとめ
今回は、pythonのfor文とwhile 文(繰り返し処理)について学びました。
次回の勉強内容はこちらです。
ここまで読んでいただきありがとうございます。