私は、文系出身ですがpythonというプログラミング言語の勉強をしています。
独学でもどこまで出来るようになるのか!
前回の勉強内容はこちら。
本日は、勉強4日目です。Pythonの数値とリストについて学んでいきます。
Pythonの数値ついて理解する
Pythonの数値の型とは
Python には、数値を表現する型として、
整数型(int)と、浮動小数点型(float)があります。
整数型(int)
整数は通常10進数で表記されます。
print(100)
と入力し、実行すると
100
という値が帰ります。
10進数表記以外に、16進数、8進数、2進数でも表記できます。
16進数は「0x」で始め、数値は 0 ~ 9、a ~ f(大文字も可)で表記します。
8進数は「0o」で始め、数値は 0 ~ 7 で表記します。
2進数は「0b」で始め、数値は 0 と 1 で表記します。
print(0x10)
print(0o20)
print(0b10000)
これらの実行結果は全て16になります。
16進数と8進数と2進数について
そもそも〇〇進数がよく分からない!と躓く人(私)はまず進数を勉強します。
私たちが普段使う数字は10進数です。
10進数は 0 から 9 までの 10種類の数字を使って数を表し、
数が 0 から 1、2、3… と順に増えていくとき、7、8、9 までは 1桁ですが、
次は桁上がりして 10 になります。
同じように2進数は
0 と 1 の 2種類の数字を使って数を表し、
数が 0 から 1… と順に増えていくとき、 1桁で表せるのはここまでで、
次はやはり桁上がりして 10 になります
同様に、 16進数には 16種類の数字がありますが、
文字としての数字は 0 から 9 までの 10種類しかないので、
アルファベットの A ~ F を 「数字」 として借用します。
16進数は 0 から F までの 16種類の数字を使って数を表し、
数が 0 から 1、2、3… と順に増えていくとき、
7、8、9 の次は A、B、C と続き、 D、E、F までは 1桁ですが、
次に桁上がりして 10 になります 。

ここで本題に戻ると
print(0x10)は、”0x” 16進数の “10” ということになり、16を表す
print(0o20)は、”0o”8進数の “20” ということになり、16を表す
print(0b10000)は、”0b”2進数の “10000” ということになり、16を表す
という事になります。
浮動小数点数型(float)
浮動小数点数とは、小数点を持った数値のことです。
例えば、10.0 のというように小数点があれば、浮動小数点数型になります。
Pythonのリストついて
リストは、複数の値をまとめたもので、
複数の変数をまとめて 1 つの変数名で利用できるようにしたデータです。
変数とは、値を入れておく箱のことです。

それぞれの変数を「要素」と呼び、要素には番号が振られています。
番号は通常0 から始まります。
例えば、上記のイラストのリストだと以下のようなコードを書きます。
train=['うざき','ねこ','くま','りす']
train
実行結果は
['うざき', 'ねこ', 'くま', 'りす']
となります。
リストの操作方法
リストには、指定の要素を切り出したり並べ変えたりする機能があります。
①要素を表示する
要素を表示するにはリスト名に角括弧を付けて番号を指定します。
train=[1]
を実行すると、リストの1の要素を取り出すので実行結果は
'ねこ'
となります。
②要素数を調べる
リストの要素数を調べるときは、 len 関数を使います。
len(train)
と実行すると4つの要素があるので
4
という実行結果が返ってきます。
③要素の変更
要素の値を変更するには、リスト名に変更する番号と、変更後の値を代入します。
train[2]='いぬ'
train
と実行すると、2番目の要素(現在はくま)を変更するので
['うざき', 'ねこ', 'いぬ', 'りす']
という結果になります。
④要素の追加・削除
リストの最後に、要素を追加するには、append
特定の位置に要素を挿入したい場合は、insert
要素を削除する場合は、remove
を使います。
それぞれの実行結果は以下のようになります。
train.append('いるか')
train
['うざき', 'ねこ', 'いぬ', 'りす', 'いるか']
train.insert(2,`'ぱんだ')
train
['うざき', 'ねこ', 'ぱんだ', 'いぬ', 'りす', 'いるか']
train.remove('ぱんだ')
train
['うざき', 'ねこ', 'いぬ', 'りす', 'いるか']
⑤要素を抜き出し
要素の抜き出しをするには、範囲を [ 開始位置 : 終了位置 ] のように指定します。
開始位置はインデックス番号を直接指定しますが、
終了位置は終了するインデックス番号に 1 を加えた値を指定します。
train[1:3]
この場合、抜き出した結果は
['ねこ', 'いぬ']
になります。
ここでのポイントは終了するインデックス番号に 1 を加えた値を指定することです。
リストとタプルとセットとの違いについて
リストに似た複数の値をまとめたもので、「タプル」というものがありますが
タプルの場合は、要素を変更することができません。
タプルのコードの書き方は以下のようになります。
train='うざき','ねこ','くま','りす'
train
('うざき', 'ねこ', 'くま', 'りす')
同じくリストに似た複数の値をまとめたものに「セット」がありますが
要素を重複させることができないのと、
セットには順序がないため、順番を指定して要素を取得するということはできません。
セットの書き方は以下のようになります。
train={'うざき', 'くま', 'ねこ', 'りす'}
train
{'うざき', 'くま', 'ねこ', 'りす'}
Pythonの数値とリストついてまとめ
今回は、Pythonの数値とリストについて学びました。
引き続き学習していきたいと思います。
次回の学習はこちら