我が家は共働き家庭で、平日は子供を保育園に預けています。
お迎え時間は毎日18時頃ですので、平日はほとんど子供と過ごす時間がありません。
保育園児だと平日に習い事をさせるのは、送迎問題が大きな壁となり大変です。
そのため、保育園児は習い事は土日にしている家庭が多いと思います。
平日はほとんど時間がないので土日にしか一緒に遊べない・・
その貴重な土日に、習い事を入れたら遊べなくなる・・
なんとか保育園児でも平日に習い事させたい!
という、私のわがままをかなえるために、実践した具体的な体験を
保育園で習い事を平日に!保育園児が平日に習い事をする3つの方法
というテーマで書いてみたいと思います。
我が家は、共働き家庭ですが実際に
平日に「スイミングとピアノ」の2つの習い事に通わせることが出来ています。
それぞれの方法のメリット、デメリットについて実体験をもとに書いていきます。
という方にお役に立てるのではないかと思います。
【保育園の平日習い事】方法①習い事のある保育園を選択する
これは、
私の保育園では実施していないのですがママ友さんが実施している方法です。
残念ならが、私の家の近くには、習い事のついている保育園がありませんでした。
少し家から遠い場所にはありましたが、その保育園は選択しませんでした。
その理由は、こちらの記事で詳しく書いているので参考にしてみてください。
習い事をやってくれる保育園が近くにあり、その保育園を選べるならそれが一番ベストです。
主にこのようなサービスをしてくれる園は、習い事に関してはオプションだったりするので
料金は少々高いかもしれませんが、料金が問題ない!という方は、
この方法が一番楽だし保育園にいる間に、習い事もしてくれるので最高です。
でも、私が通っている保育園は、習い事などは一切ありません。
では、
共働きの私が平日に習い事をどのように実施したのか。
その具体的な方法を書いていきます。
【保育園の平日習い事】方法②出張レッスンを利用する
出張サービスを使って実施している習い事とは具体的には「ピアノ」です。
平日に保育園児がピアノを習うために
「自宅に訪問して出張レッスンしてくれるピアノ教室」を探しました。
出張レッスンを利用するメリット
出張レッスンを利用するメリットは2つあります。
1つ目はいうまでもなく、送迎の必要が事です。
自宅に先生が来てくれますので、送迎の必要がなく平日でも習い事が可能です。
2つ目のメリットは、「個人レッスンである」という事です。
実は私が出張レッスンを選んだ大きな理由の1つでもあるのですが
大手ピアノ教室だと3歳・4歳は個人レッスンをしてもらえないんです。
ヤマハなどの大手ピアノ教室は3歳・4歳は、
グループレッスンやリトミックレッスンしかなく
個人のピアノレッスンはありません。
もちろん、グループレッスンがだめだという意味では決してありません。
ただ、私個人としては
個別ピアノレッスンをしてほしいという思いがありましたので
出張レッスンにしました。
出張レッスンを利用するデメリットとその解決方法
出張レッスンを利用するデメリットは2つあります。
1つは費用が高くついてしまう可能性があるという事です。
単純に、出張レッスンの場合、
レッスン費のほかに交通費もかかるので費用が高くなる可能性があります。
また、大手マッチングサービスなどを利用すると
サービスの入会費や出張費などが結構かさんでしまいます。
2つ目のデメリットは、ピアノの発表会がない可能性があるという事です。
出張レッスンの場合、個人の先生との契約になることが多いので
発表会などのイベントが用意されていないこともあります。
費用の問題、発表会の問題。
どちらも解決する方法はないかな・・・
そこで、私はこれらのデメリットを解決するために
個人のピアノ教室に直談判し、その教室の先生で出張レッスンできる先生を探しました。
その結果、
週4回(40分)レッスンで月額6,700円(出張費込み)という
良心的な価格で出張に来てくれる先生が見つかりました。
また、ピアノ教室なので、
そのピアノ教室が主催している発表会にも出ることができました。
【保育園の平日習い事】方法③送迎に「子育てサポート」利用
もう一つの方法は、習い事の送迎を子育てサポーターさんにお願いする方法です。
私はこの方法で「スイミング」に通わせています。
スイミングは、幼児クラスだと平日日中の時間帯に開講していて
共働き家庭では、平日日中にスイミングまで送迎することができません。
そこで、私は送迎を子育てサポートにお願いすることで、保育園児でも平日の習い事を実現しました。
お住いの市のサービスに「子育てサポート」という制度があると思います。
子育てサポートシステムは地域ぐるみでの子育て支援や、
仕事と育児を両立できる環境を作ることを目的とした会員制の有償のささえあい活動です。
例えば、
・学校行事や冠婚葬祭で子供を一時的に預かってほしい
・保育園、幼稚園などの送迎をしてほしい
・自分の時間を待ちたい(美容院・買い物・習い事など)
などの場合に、
登録されたサポート会員で条件が合う方が
子供を一時的に預かってくれたり、送迎してくれたりします。
私の場合は、この制度を利用して、
毎週〇曜日の決まった時間に保育園へお迎えに行っていただき
スイミングまで送り届けてもらうまでを
子育てサポートさんにお願いしていました。
スイミングのレッスン終了時間的に帰りのお迎えは間に合うことが出来ましたので
子育てサポートさんには行きの送迎のみをお願いしていました。
そうすると実質お願いする時間は、1時間以内でしたので
800円/回(月3,200円)で送迎をお願いすることが出来ました。
送迎に子育てサポートシステムを利用する際のメリット
子育てサポートのメリットは
役所が仲介に入ってくれることによる安心感があることです。
民間のマッチングサービスなどもありますが
民間企業が一応間にはいっているとはいっても
結局は個人と個人のやり取りになってしまい少し不安が残ります。
(実際によくない事件なども起こっているので利用には抵抗がありました)
子育てサポートシステムであれば、役所が絡んでいますし何かと安心です。
例えば、
・そもそも会員になるために、面会して説明会をしっかり受ける制度が整っている
・サポート開始前のマッチング時に、子サポのスタッフさんと、実際に子供を預かることになるサポーターさんと、3者で面談するので安心
・毎回サポートを行うと利用報告書の提出義務があり、活動状況を役所が確認できる
・何かトラブルがあった場合に、子サポのスタッフを仲介してトラブルを解決できる
などです。
また、子育てサポートのもう一つのメリットは、費用が安いことです。
民間企業のサービスに比べて半額くらいでサービスを受けることができます。
送迎に子育てサポートシステムを利用する際のデメリット
逆に、子育てサポートシステムのデメリットは3つあります。
1つ目は登録手続きに時間がかかることです。
まず、
利用会員になるために平日に説明会に参加する必要があります。
説明会の開催日も限られているので、
明日説明を受けたい!ということはできません。
そして説明会に参加後にようやく会員登録されるわけなんですが
その後、こちらの条件(どんな依頼をしたいのか)を子サポスタッフさんに申請をして
実際にサポーターさんを見つけるのは、子サポスタッフさんです。
なので、依頼者側としては、条件を連絡したらその後
「見つかりました」という連絡を待っているしかありません。
民間のマッチングサービスなんかだといいな~と思った人にすぐにアポイントを取ることができますが
子育てサポートの場合は、それが出来ません。
私は、繁忙期の4月からの依頼をしようとしていたので12月頃には条件希望を伝えていましたが、
実際にサポータさんが決まったと連絡があったのは3月で
約3か月もかかりました・・・。
もう3か月もたつのにまだ見つからないの?
このまま見つからなかったらどうしよう・・
と不安になったことをよく覚えています。
2つ目のデメリットは依頼までに手間がかかることです。
上記のメリットの部分でも書きましたが、実際にサポーターさんが決まってサポートを開始する際に
私、サポーターさん、子サポスタッフの3者で面談をする必要があります。
3者面談で安心感はあるのですが、
私の場合は、平日の習い事への送迎だったので
この面談時も、実際にサポートをお願いする平日時間帯に面談をする必要がありました。
説明会もそうなんですが、平日に時間を取るとなると仕事を休まなければいけません。
そういった意味で共働き家庭には少し大変な手間がかかります。。
3つ目のデメリットはサポート料金の支払いが現金手渡しのみであることです。
役所っぽいといえばそのとおりなのですが
サポート料金の支払いには、現金手渡ししか対応していないんです。
普通に子供を預かってもらうだけの利用であれば
子供をお迎えに行くときにサポーターさんに直接会うのでその時に直接お支払いすればいいのですが
私のように「習い事への送迎」でお願いする場合、
直接、サポータさんと会わないこともあります。
私の今回の例だと、保育園へお迎えに行っていただき
スイミングまで送り届けてもらったらサポーターさんは帰ってしまうので、
私が直接会うことが出来ません。
そのため、料金の支払いのためにサポーターさん宅へ出向く必要がありました。
銀行振り込みなどができないかも聞いてみましたがNGとのこと。
幸いにも、私の場合はサポーターさんが非常にご近所の方で
仕事の帰り道にお宅がある方だったのでよかったんですが、
サポーターさんも料金受取のために
時間を待ち合わせして待っていてもらわなくてはいけなかったので、
手間をかけて申し訳ない気持ちがありました。。
習い事送迎に「子育てサポート」を利用するときの注意点
送迎を
子育てサポートにしろ、民間サービスにしろ他人に依頼をする場合は
いつ辞めますと言われるかわからない綱渡りの状態であること
に注意が必要です。
送迎を祖父母などの身内に依頼する場合、
こういったリスクは低いですが、あくまでも他人に依頼することになるので
「今週は無理です」
「来週からもう辞めます」
と急に言われてしまうと詰みます。
実際、私も
「来週からもう辞めます」
と突然言われて
めちゃくちゃ焦った経験があります。
最初に初めて依頼していたサポーターさんが
突然、辞めますと言ってきたんです。
送迎してくれる人がいないと、スイミングに通えなくなってしまうので
至急、子サポスタッフさんに連絡し、
来週から送迎してくれる人を見つけてほしい!!と連絡し
無事に見つかったのでよかったですが
最悪見つからない場合は、仕事を休んで送迎することになっていたと思います。
なので、送迎を身内以外にお願いする場合には
こういったリスクがあることを認識しておく必要があります。
保育園児が平日に習い事をする3つの方法まとめ
ここまで、
保育園児でも平日に習い事!共働きの私が平日に習い事をさせた方法
というテーマで実際の私の体験を踏まえて、メリットデメリット書いてきました。
様々な人の協力と工夫をしたことで、保育園児でも平日に習い事をすることが出来ました。
保育園児でも平日に習い事をする方法をまとめると、
・習い事のある保育園を選択する
・出張レッスンを利用する
・送迎に「子育てサポート」利用する
という感じです。
保育園児で習い事に悩んでいる方の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。